マリア・シャラポワ選手は、2012年に全仏オープンを制してキャリアグランドスラムを達成した女子プロテニスプレイヤーです。また、高い身長と美貌を生かして、ファッションモデルとしても活動しています。
マリア・シャラポワ選手のプロフィール
名前 :マリア・シャラポワ
ラテン文字:Maria Sharapova
国籍 :ロシア
出身地 :ロシア・チュメニ州ハンティ・マンシ自治管区
生年月日 :1987年4月19日
身長 :188㎝
利き手 :右
バックハンド:両手打ち
プロ転向年:2001年
経歴
マリア・シャラポワ選手は4歳からテニスを始めます。
テニスの指導を受けるため、7歳で父とともにアメリカに移住しました。9歳からフロリダ州の「ニック・ボロテリー・テニスアカデミー」で腕を磨きます。
2001年に14歳の若さでプロに転向しました。
2004年ウィンブルドンで優勝し、18歳未満で4大大会女子シングルスを制した事で世界から注目を集める事になります。
2005年に初の世界ランキング1位に輝き、2006年に全米オープンで優勝、2008年には全豪オープンで優勝を果たしました。その後、肩の怪我と手術、リハビリで戦線離脱を余儀なくされましたが、徐々に力を取り戻しました。
2012年には全仏オープンを制して「キャリアグランドスラム」を達成し、世界ランキング1位に返り咲きました。
プレースタイル
マリア・シャラポワ選手は、長身を活かしたパワーテニスを得意としています。強烈なサービスとストロークを武器にした、攻撃的なスタイルが持ち味です。
また、カウンターショットが得意で、打点が遅れても、フォームが乱れても、きっちりと切り返す事が出来るのが強みでしょう。
美人モデルの顔と年収は?
マリア・シャラポワ選手は、女子テニスでの世界トッププレイヤーの顔とは別に、その華やかな外見と高い身長を生かしてモデルとしての顔も持っています。
そのため、女子スポーツ選手としての収入は世界トップです!アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した2015年の女子アスリート長者番付では1位となり、11年連続トップとなりました。
マリア・シャラポワの生い立ちは?
女子プロスポーツ選手として、世界トップの年収を得ているマリア・シャラポワ選手ですが、その生い立ちは決して恵まれたものではありませんでした。
シャラポワ選手が母のお腹の中にいる時に、チェルノブイリ原発事故が起きたのです。両親は事故の後に家も仕事も捨てて移住しましたが、移住先でも貧困の日々を強いられたそうです。貧乏だったため、テニス留学の費用を捻出するのに苦労しましたが、父親は昼夜問わずに働いたのだとか。
そんな幼少期を過ごしたシャラポワ選手は、チェルノブイリ原発事故の後遺症に苦しむ人への支援活動なども積極的に取り組んでいます。
アスリート、モデル業、更には慈善活動家としても活躍されているマリア・シャラポワ選手。これからも輝き続けてほしいですね!