西口文也の経歴と伝説とは?引退セレモニーのスピーチも!

西口文也
今シーズン限りで現役を引退した西口文也選手。西武一筋21年、長きにわたりチームを支えてきました。そんな西口選手に迫っていきます!

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西口文也選手のプロフィール

西口文也
名前   :西口 文也(にしぐちふみや)
生年月日 :1972年9月26日
出身地  :和歌山県和歌山市
身長   :182 cm
血液型  :O型
投球・打席:右投右打
ポジション:投手

選手歴

和歌山県立和歌山商業高等学校
立正大学
西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズ (1995 – 2015)

経歴

西口選手は立正大学より1994年ドラフト3位で西武ライオンズに入団しました。

入団1年目のシーズン後半で初勝利を挙げました。
1996年から7年連続2桁勝利をおさめ、5度の開幕投手を務めるなど、西武のエースとして活躍をします。1997年には最多勝、沢村賞、MVPなどタイトルを総なめにしました。

西口選手の特徴はキレのよいスライダー。縦・横に変化する様々な種類のスライダーを投げ分けました。怪我に悩まされるシーズンもありましたが、通算182勝を達成しています。

獲得したタイトルは、最多勝2回、最多奪三振2回、最高勝率1回で、他にもベストナインやゴールデングラブ賞など、数々の賞を受賞しました。

ノーヒットノーラン、完全試合も幻!?

長きにわたり西武のエースとして活躍した西口選手。
輝かしい記録もありますが、記憶に残るのは「幻のノーヒットノーラン」ではないでしょうか。ノーヒットノーランを2度、完全試合を1度、あと一歩のところで達成できなかった試合を振り返ってみます。

2002年8月26日 ロッテ戦
9回2死からヒットを打たれ、ノーヒットノーランを阻止された。

2005年5月13日 巨人戦
9回2死からホームランを打たれ、ノーヒットノーランを阻止された。

2005年8月27日 楽天戦
9回まで打者27人をパーフェクトに抑えるも、0-0のまま延長戦に。延長10回にヒットを打たれ、完全試合を阻止された。

達成できずに残念ですが、3試合とも勝利はおさめました。

引退試合と引退セレモニー

西口文也
引退試合は9月28日のロッテ戦に、五回2死からマウンドへ上がりました。ブルペンからマウンドに向かう時、スタンドが背番号「13」のボード一色になり、大きな声援に包まれました。

ロッテの井口選手と対戦し、フルカウントからスライダーを投げるも判定はボール。四球を許してマウンドを降り、21年の現役生活にピリオドを打ちました。

試合後のセレモニーでは、

「ファンのみなさま、ノーヒットノーラン未遂2回、完全試合未遂1回、そして今日フォアボール…ファンの期待を裏切ることもたくさんありましたが、声援に勇気と力をもらいました。本当にありがとうございました。」

という自虐的な言葉もありましたが、支えてくれた方々へ感謝を伝えたスピーチは、感動的なものでした。

西口選手は、FA権を得ても移籍を考えたことは一度もなかったといいます。
引退会見では「今後のことは未定」と話していましたが、指導者の姿も見たいところです。現役生活、お疲れ様でした!

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