平成29年大相撲初場所14日目に初優勝を決めた稀勢の里。毎場所のように優勝を期待され、横綱候補と言われながらも、優勝への道のりは長いものでした。横綱昇進の声も上がっている大関・稀勢の里に迫りたいと思います。
プロフィール
しこ名 :稀勢の里 寛(きせのさと ゆたか)
本名 :萩原 寛(はぎわら ゆたか)
生年月日:1986年7月3日
出生地 :兵庫県芦屋市
出身地 :茨城県牛久市
身長 :188cm
体重 :175kg
血液型 :B型
所属部屋:鳴戸部屋→田子ノ浦部屋
得意技 :左四つ・寄り・突き
番付 :大関
※番付は2017年1月場所時点
経歴
稀勢の里は、2002年に鳴戸部屋に入門し、同年3月場所で初土俵を踏みます。
2004年5月場所で十両昇進。17歳9カ月での十両昇進は、貴乃花に次ぐ歴代2位の年少記録でした。同年11月場所では新入幕を果たし、この時の年齢18歳3カ月も、貴乃花に次ぐ年少2番目の記録です。この場所から、四股名を「萩原」から「稀勢の里」へ改名しました。
2012年1月場所で大関に昇進。
2016年には優勝無しの力士で、大相撲史上初の年間最多勝を受賞しています。そして、2017年1月場所で悲願の初優勝を果たしました。
稀勢の里の親孝行エピソード
相撲が好きで、小学生の頃からテレビで観戦していたという稀勢の里。
スポーツ歴としては、小学4年生から野球を始め、能力も高かったため、中学3年の時には常総学院などの強豪校からスカウトされたそうです。
しかし、中学卒業後に角界に入門。「自分はでかいだけ」「野球はうまくない」という理由で断ったようですが、当時、父親が脱サラして独立するも事業に苦戦していたらしく、早くお金を稼ぎたかったから、という話もあるみたいです。
数年前、稀勢の里は家族のために新築の家をプレゼントしたというので、親孝行な息子さんだと言えるでしょう。そして何よりも、相撲力士としての活躍を家族は喜んでいると思います。
趣味は?結婚の予定は?
そんな稀勢の里の趣味はスポーツ観戦。ボクシングなどの格闘技やアメフト、野球、サッカーなど、さまざまな競技を観戦することがお好きみたいです。
結婚についても気になるところですが、「不器用なので2つのことは同時に無理」という理由から、今のところ予定はないとのこと。プライベートも充実して、更なる活躍を期待したいですね。