オリンピックでは公式エンブレムやキャラクターにも関心が寄せられます。
韓国で行われる平昌オリンピックの公式エンブレムはどんな意味を持つのか?また、公式マスコットはどんなキャラクターなのか?動画もありますので、是非ご覧ください。
平昌五輪のエンブレム
左側がオリンピック、右側がパラリンピックの公式エンブレムです。
平昌のハングル表記の子音、「ㅍ」「ㅊ」の文字をモチーフに、韓国の伝統的な色「五方色」(赤、青、黄、緑、黒)が使用されています。
平(ピョン)の「ピ」に当たる部分「ㅍ」は「天地人」を表し、天と地の間で人々が交わるという意味をもっているそうです。
右上の昌(チャン)の「チ」に当たる部分「ㅊ」は、雪、氷、冬季競技選手を表しているようです。
平昌オリンピック、パラリンピックの公式サイトでは、それぞれのエンブレムを以下のように紹介しています。
平昌オリンピックエンブレムについて
天と地が相接する場所、平昌
その地の雪(雪上)と氷(氷上)で選手達と地球村の人々が共に交わる開かれた世の中を意味します。
平昌パラリンピックエンブレムについて
2018平昌冬季オリンピックエンブレムとつながっています。人種や地域、そして障害を乗り越えること、平和と希望に満ちた世界を表現しました。
エンブレムには色々な思いが込められていますね。
色使い、デザイン、全体の感じなど、どのような印象を持ちましたか?
平昌五輪のマスコット
平昌オリンピックのマスコットは「スホラン」、パラリンピックのマスコットは「バンダビ」と名付けられました。
オリンピックのマスコット「スホラン」は、韓国を代表する守護動物、白虎のキャラクターです。守護の韓国語読み「スホ」と、トラの「ホランイ」、開催地・平昌がある江原道の民謡・旌善アリランの「ラン」を組み合わせたとのこと。
そして、パラリンピックのマスコット「バンダビ」は、ツキノワグマのキャラクターです。ツキノワグマを意味する韓国語から名付けられたそうです。
今回は、平昌五輪のエンブレムとマスコットを紹介しました。
大会を通して世界中から愛される存在になってほしいと思います。