リオデジャネイロ五輪に出場した北朝鮮と韓国の女子体操選手が、「自撮り」する様子がネット上で話題になっています。このツーショット写真は、世界に広がり感動を呼んでいます。
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北朝鮮と韓国の体操選手が自撮り
Gymnasts from North & South Korea take a selfie together. This is why we do the Olympics. pic.twitter.com/Id44OuehN3
— ian bremmer (@ianbremmer) 2016年8月5日
スマートフォンで「自撮り」している2人は、北朝鮮代表のホン・ウンジョン選手、韓国代表のイ・ウンジュ選手です。両国は緊張状態が続いていますが、オリンピック精神を捉えたものとして称賛されています。
イ・ウンジュ選手は、韓国人の父と日本人の母を持つハーフで、日本の山口県で生まれ育ちました。10歳の頃から体操を始め、2013年に父の祖国・韓国に渡り、韓国代表としてリオ五輪に出場しました。
2人の様子に、アメリカの政治学者イアン・ブレマー氏は「だから私たちは五輪をやるんだ」とツイート、すでに2万件以上リツイートされています。平和の祭典と言われるオリンピックにおいて、心に刻まれる写真です。