なんとも微笑ましい写真です。
リオデジャネイロ五輪男子50キロ競歩に出場した日本の荒井広宙(あらい ひろおき)選手と、カナダのエバン・ダンフィー選手のツーショット。閉会式での写真のようです。
荒井広宙とエバン・ダンフィーのツーショット写真
#ClosingCeremony #WhyWeSport pic.twitter.com/pEhoNQRSCy
— Evan Dunfee (@EvanDunfee) 2016年8月21日
現地時間8月19日に行われた男子50キロ競歩で、荒井選手とエバン・ダンフィー選手は激しい3位争いを繰り広げました。
荒井選手が3位でゴールしましたが、レース後にエバン・ダンフィー選手との接触が妨害行為と見なされ、一度は失格に。これに納得できない日本陸連はすぐに上訴。これが認められ、荒井選手は銅メダルを獲得しました。
荒井選手の3位確定後、ダンフィー選手はこのようなコメントを残しています。
「今回のことはレース後に、カナダの陸上競技連盟の判断で行われた。お互いぶつかることは競歩ではよくあること。競技の一部だと思ってます。これ以上、スポーツ仲裁裁判所に上訴するつもりはありません」
また、自身のツイッターでは「みんなありがとう。今日のレースに誇りを持っている。2020年東京に向けて頑張ります」と思いを綴りました。
ダンフィー選手はこのレースで、立ち止まっている選手の肩をたたき、激励する場面も見られ、真のスポーツマンシップを見せてもらいました。
荒井選手とダンフィー選手のツーショット写真は、国際陸連のツイッターでも紹介されています。
👇🏻 True #Olympics spirit#rio2016 #athletics https://t.co/56jLhwpB0h
— IAAF (@iaaforg) 2016年8月21日