2015年の世界選手権で3連覇を達成した女子レスリング48キロ級の登坂絵莉選手。その実力に加え、ルックスがかわいいと注目されています。そこで今回は、登坂選手を紹介したいと思います。
プロフィール
名前 :登坂 絵莉(とうさか えり)
生年月日:1993年8月30日
出身地 :富山県高岡市
身長 :152cm
血液型 :O型
階級 :48kg級
所属 :東新住建
出身高校:至学館高校
出身大学:至学館大学
経歴
国体で優勝経験のあるレスリングをしていた父の影響で、9歳からレスリングを始めました。中学時代に全国中学生選手権で優勝をしています。
高校は愛知県の至学館高校へ進み、全国高校女子選手権で2連覇を達成。至学館大学に進学すると、2012年の全日本選抜選手権で優勝、世界選手権は銀メダルを獲得しました。
2013年7月のユニバーシアードを優勝して勢いに乗り、同年の世界選手権で初の世界女王に輝きました。この優勝から2015年にかけて世界選手権3連覇を達成しています。
登坂選手は2016年に東新住建に入社、女子レスリング部に入部しました。また、至学館大学の大学院にも進学しています。
筋肉が凄い!トレーニングとは?
登坂選手は身長152cmと小柄ながら、強靭な身体を持っています。コーチの栄和人さんは「上半身の筋肉はものすごい」と絶賛するほどです。
その肉体は、父親のサポートのもと小学生の頃から鍛えられました。高鉄棒からロープをぶら下げて、それを両腕だけで登る練習をしたそうです。小学、中学時代にこの綱登りと、鉄棒で懸垂をしてパワーをつけたようです。
現在もハードなトレーニングを続けています。たとえば、大人2人をおんぶしたり、肩から担いだりして坂道を登る練習です。足腰の強さや上半身の筋力は、攻撃に生きているのでしょう。
憧れの選手と性格は?
中学卒業後は親元を離れ、愛知の至学館高校へ進学、至学館大学に進んだ登坂選手。大学の先輩でもある吉田沙保里選手に憧れ、尊敬できる人だといいます。何でも相談できる姉のような存在で、技のことや精神的なアドバイスもしてくれるそうです。
登坂選手は吉田選手のようにレスリングが強いだけでなく、後輩から慕われることも目標にしているらしく、後輩の面倒見の良い「姉御肌」な一面もあるようです。
また、周囲から「頑張ってね」などと言われてプレッシャーに感じる人もいるなか、登坂選手は「頑張ろう」と思うと言い、このことからも、ポジティブな性格といえるでしょう。
世界選手権3連覇中と勢いに乗っており、リオデジャネイロ五輪でも金メダルが期待されています。大舞台でも活躍してほしいですね。