女子バレーボール韓国代表のキム・ヨンギョン選手は、韓国のVリーグ、日本のVリーグ、欧州チャンピオンズリーグでMVPを獲得しており、韓国では「100年に1人の逸材」と言われています。
プロフィール
名前 :キム・ヨンギョン
ハングル:김연경
国籍 :韓国
出身地 :韓国・ソウル
生年月日:1988年2月26日
身長 :192cm
血液型 :AB型
ポジション:ウイングスパイカー
利き手 :右
愛称 :ヨンギョン
所属チーム
2005-2009年 興国生命ピンクスパイダーズ(韓国)
2009-2011年 JTマーヴェラス(日本)
2011年- フェネルバフチェ(トルコ)
経歴
キム・ヨンギョン選手は高校卒業後、2005年に興国生命ピンクスパイダーズに入団します。2005-2006年韓国Vリーグでは、チームの優勝に貢献し、自身もMVPと新人賞を獲得。
2009年に韓国バレーボール史上初の国外移籍選手として、日本のJTマーヴェラスに入団。日本でも活躍を見せ、2010-2011年シーズンにJTは優勝を果たし、自身もMVPを獲得しました。
2011年にJTマーヴェラスを退団し、トルコリーグのフェネルバフチェに移籍。2012年の欧州チャンピオンズリーグでは、MVPに輝きました。
2005年から韓国代表として活躍。
2012年ロンドンオリンピックでは、韓国36年ぶりのベスト4進出の原動力となり、自らもベストスコアラーと最優秀選手を獲得。4位のチームから最優秀選手が選ばれるのは異例のことでした。2014年より代表チームの主将を務め、チームを牽引しています。
日本でも愛される選手
キム・ヨンギョン選手は、世界トップクラスのアタッカーであり、日本でプレー経験があるため、知名度が高いバレーボール選手です。その実力はもちろんのこと、愛されるキャラクターの持ち主で、日本でも人気があります。
キム・ヨンギョン選手は、2010-2011年VリーグでMVPを受賞していますが、チームメイトの竹下佳江さんが貰うべきだと思っていたらしく、賞金はJTの食事会に使ったそうです。また、東日本大震災の義援金として1,000万ウォン(約78万円)を大韓赤十字社に寄付しています。
そして、JTマーヴェラスを退団して帰国する際には、チームのメンバーが空港まで見送りに駆けつけたそうです。日本に馴染み、多くの人に愛されたキム・ヨンギョン選手。人気の理由は、コートで見せるプレーだけでなく、人柄によるところが大きいのでしょう。
キム・ヨンギョンのインスタグラム
キム・ヨンギョン選手は、インスタグラムをしているようです。特に気になったのが、日本の木村沙織選手、中国の惠若琪(けい じゃくき)選手とのスリーショット。豪華な顔ぶれです。
韓国代表は、2016年リオ五輪で40年ぶりのメダル獲得に意欲を燃やしています。日本と韓国は予選リーグ初戦であたり、重要な試合になります。両チームがどのような戦略、プレーを見せるのか、注目したいですね。
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