日本陸上界期待の星で「和製ボルト」とも呼ばれているサニブラウン・ハキーム選手を紹介したいと思います!
サニブラウン・ハキーム選手のプロフィール
名前 : サニブラウン・アブデル・ハキーム
ラテン文字:Abdul Hakim Sani Brown
生年月日:1999年3月6日
出身地 :福岡県
居住地 :東京都
身長 :187cm
種目 :短距離走
所属 :城西大城西高校
陸上を始めたきっかけは?
サニブラウン・ハキーム選手は、ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフで、国籍は日本です。「サニブラウン」は苗字にあたります。母はハードルでインターハイに出場した経歴があり、父はサッカーをしていたそうです。
小学3年まではサッカーでFWをしていましたが、母の薦めで陸上競技を始めます。
しかし、ウオーミングアップから試合への流れの中で緊張感が高まることが苦手で、「最初は嫌々やっていた」と過去を振り返り語ったこともあったとか。
2020年東京オリンピックに向けて選手を育成・強化するための日本陸上競技連盟のプロジェクト「ダイヤモンドアスリート」の一員でもあり、今後の活躍が注目されています。
経歴は?
中学校、高等学校と、城西大学附属城西中学校・高等学校に進学。
クラブ顧問の山村貴彦さん(元日本代表・シドニーオリンピック出場)の指導を受けるようになります。
2014年10月 高校1年生の時、第69回国民体育大会100mで優勝。
2015年7月 18歳未満の選手が出場する世界ユース陸上競技選手権大会では、100m、200mで優勝し2冠を達成しました。大会前から「世界ユースで2冠をとるのが目標」と語っていたそうです。
200mの記録20秒34は、2003年にウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)がマークした大会記録20秒40を上回る快挙でした!あの、ボルト選手を超えてしまったとは、凄すぎです!
桐生祥秀選手(現:東洋大)の持つ20秒41の日本高校記録も塗り替え、ユースとしてはボルト選手の20秒13に次ぐ歴代2位です。
この活躍で、国際陸上競技連盟のオフィシャルサイトでも大きく取り上げられ世界に名を轟かせました。
2015年8月1日 全国高校総体200mで初優勝を果たしました。
世界陸上・日本最年少代表に!
日本陸上競技連盟は8月4日、世界選手権の追加代表7人を発表。
サニブラウン・ハキーム選手が男子200メートルで代表入りしました!
16歳5カ月での出場は日本史上最年少選出となります。
おめでとうございます!!
世界陸上は8月22日 中国・北京で開催されます。
成長著しいサニブラウン・ハキーム選手の活躍に注目です!
日本から熱いエールを送りたいと思います。