3月29日にプロ野球が開幕し、初戦から熱い戦いが繰り広げられているようですね。プロ野球では定番となっている始球式は、野球ファンではなくても、ニュースで見たり、聞いたりする機会があるかもしれません。そこで今回は、開幕戦の始球式をまとめてみたいと思います。
プロ野球開幕戦の始球式【2019】
広島 vs.巨人
始球式：山本浩二さん
球場：マツダスタジアム
広島－巨人の始球式は、広島OBでミスター赤ヘルこと山本浩二さん。開幕戦で始球式をするのは初めてとのことで、投げたボールは左打者の背後でワンバウンドする暴投となってしまいました。「ボールが上手く手から離れなかったね」と苦笑いだったようですが、広島・緒方監督からは「緊張がとれましたよ」とフォローが入ったそうです。
阪神 vs.ヤクルト
始球式：鮫島彩さん
球場：京セラドーム大阪
阪神－ヤクルト戦はサッカー日本女子代表の鮫島彩さん（ＩＮＡＣ神戸）が始球式を務めました。6月にＷ杯フランス大会を控えている大事な年になるため、背番号「2019」のユニホーム姿で登場。投じた1球はワンバウンドで捕手のミットに収まりました。「ノーバウンドで投げたかったけど、練習の時よりはまともだった」と、ほっとした表情を見せていたそうです。
DeNA vs.中日
球場：横浜スタジアム
ここ数年、始球式は行わず、独自のセレモニーを展開している横浜DeNAベイスターズ。まず球団創設70周年を記念してレジェンドOBが登場し、代表して斉藤明雄さんが開幕宣言。そして、両腕にジェットエンジンを装着した男性が宙を舞う演出、さらには、高照度レーザープロジェクターでグラウンドを鮮やかにするという、豪華なセレモニーを行いました。
ソフトバンク vs.西武
始球式：今田美桜さん
球場：ヤフオクドーム
ソフトバンク対西武戦は女優の今田美桜（いまだ みお）さん。今田さんは福岡県出身で、子供の頃に家族でよく観戦に訪れていた球場で始球式を務めました。自身の誕生日が3月5日であることから背番号「305」のホークスのユニホーム姿で登場。投球は右側に大きくそれてしまい「緊張して、全く届かず申し訳ない気持ちですが、楽しかったです」と笑顔を見せたそうです。
ロッテ vs.楽天
始球式：浜辺美波さん
球場：ZOZOマリンスタジアム
ロッテ－楽天の開幕戦は女優・浜辺美波（はまべ みなみ）さんが始球式を務めました。浜辺さんはロッテ「ガーナミルクチョコレート」のCMに出演中の18歳です。名前にあやかった背番号「373」のユニホームでマウンドへ。投じた1球はワンバウンドで捕手のミットに収まりました。「ちょっと届かなかったですが、思いをボールに乗せすぎたと前向きに捉えて、100点満点をつけたいと思います」と笑顔を見せたそうです。
日本ハムvs.オリックス
始球式：小林陵侑さん
球場：札幌ドーム
日本ハム－オリックスの開幕戦は、スキージャンプの小林陵侑（こばやし りょうゆう）選手が始球式を務めました。小林選手はノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ男子で日本人初の個人総合優勝を果たした選手です。同郷（岩手県）の先輩で、エンゼルス・大谷翔平選手が日本ハム時代に付けていた背番号「11」で登場。投げた球はノーバウンドでも高めに浮いてしまい「（ジャンプとは）違う緊張感がありました」とコメントしたそうです。
プロ野球開幕戦の始球式、オープニングセレモニーの顔ぶれをまとめてみました。大役を任せられ、とても緊張したことと思います。お疲れ様でした！
