エフゲニア・メドベデワ選手はロシアのフィギュアスケート選手です。今シーズンにシニアに上がり、初戦で優勝というデビューを果たしました。そんなロシアの新星・メドベデワ選手を紹介していきます!
エフゲニア・メドベデワ選手のプロフィール
名前 :エフゲニア・アルマノヴナ・メドベデワ
国籍 :ロシア
出身地 :ロシア・モスクワ
生年月日 :1999年11月19日
身長 :159 cm
愛称 :ジェーニャ
経歴
エフゲニア・メドベデワ選手は3歳の時にフィギュアスケートを始めました。きっかけは、フィギュアスケート選手だった母親が、姿勢を直すために勧めたと言います。
2014-2015シーズンは、ジュニアグランプリファイナル優勝、世界ジュニア選手権優勝と、ジュニアでのタイトルを総なめにしました。
そして2015-2016シーズンにシニアデビュー。初出場のグランプリシリーズ第1戦アメリカ大会で優勝しました。
ジャンプは片手をあげる「タノジャンプ」が多いのが特徴です。空中でバランスが崩れるリスクがあるため、ジャッジの出来栄え点がプラスされるので高得点を狙えます。
コーチはどんな人?
コーチはエテリ・トゥトベリーゼさん。1974年生まれでロシア・モスクワ出身です。
もともと女子シングルの選手で18歳の時にアメリカに移住し、アイスダンスに転向しました。その後コーチに転身。アメリカからロシアへ戻り、現在はモスクワを拠点に置いているそうです。
クラブ「サンボ70」を、有力選手を抱える名門クラブへと成長させました。娘さんもフィギュアスケート選手で教え子なのです。
2014年ソチオリンピックで「シンドラーのリスト」を演じて世界中を魅了したユリア・リプニツカヤ選手は元教え子です。
ジャンプに対する視点
メドベデワ選手は片手をあげる「タノジャンプ」を多く跳びますが、他にもジャンプに対して独自の考え方を持っています。
アクセルは自分のジャンプではないのでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は練習していないとのこと。そのかわり、自身が得意としているサルコウジャンプで4回転を跳びたいと言っているそうです。4回転サルコウも難易度が高いので、成功させてほしいものです。しかし、現在16歳と若いですから、これから色々とチャレンジしていくのではないでしょうか。
ロシアの女子フィギアスケート界はこれまでにない層の厚さを誇り、優秀な選手が出てきています。そんな中、こんなコメントを残しています。
「毎年次々と才能ある選手が出てきます。競技者として高い位置を保ちたければ、必死で努力を続けていくしかありません」
ひたむきに競技に取り組む姿勢が、良い結果に結びついているのかもしれませんね。これからも注目です!
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