リオパラリンピックの卓球で、4連覇を達成したポーランドのナタリア・パルティカ選手。リオオリンピックにも出場し、卓球女子団体1回戦の日本対ポーランドで、福原愛・伊藤美誠組と対戦した選手の1人です。
ナタリア・パルティカがパラ卓球で金メダル
Natalia partyka #POL compite en los #JuegosOlímpicos #Rio2016 y competirá en los #JuegosParalímpicos #TenisDeMesa pic.twitter.com/4O8sNLEsoP
— Rio 2016 (@rio2016_es) 2016年8月16日
ナタリア・パルティカ選手は、1989年生まれの27歳、ポーランド出身です。
7歳から卓球を始め、生まれつき右腕のひじから先がないハンディを持ちながらも、一般の大会にも出場してきました。
パラリンピックには、11歳で2000年シドニー大会に初出場。2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドン、そして2016年リオデジャネイロで金メダルを獲得して4連覇を達成しました。オリンピックには、北京、ロンドン、リオと団体戦に出場しています。
リオ五輪の卓球女子団体、日本対ポーランドで福原愛・伊藤美誠組と対戦した時の実況で、ナタリア・パルティカ選手のコメントを紹介していました。
「何かを成し遂げたいなら、人より少し一生懸命やるだけだ。」
「障害があるからといって、世の中が終わるわけではない。」
競技に対する姿勢や発言など、アスリートから学ぶことはたくさんあり、オリンピックイヤーの今年は、特に多いと感じています。
今大会、卓球女子オーストラリア代表のメリッサ・タッパー選手、アーチェリーでイラン代表のザハラ・ネマティ選手も、オリンピックとパラリンピックの両方に出場を果たしました。ダブルで出場とは凄いことで、相当な努力の積み重ねがあると想像します。これからも、挑戦し続けるアスリートを応援していきたいと思います。