モンゴル出身で第71代横綱の鶴竜。
そのやさしい表情から、ネットでは「かわいい」と話題で、「わんわん」というニックネームで呼ばれることも。そんな鶴竜について紹介していきたいと思います。
プロフィール
しこ名 :鶴竜 力三郎(かくりゅう りきさぶろう)
本名 :マンガルジャラビーン・アナンド
生年月日:1985年8月10日
出身地 :モンゴル・ウランバートル
身長 :186cm
体重 :155kg
血液型 :A型
所属部屋:井筒部屋
得意技 :右四つ・下手投げ
番付 :横綱
経歴
鶴竜は、2001年9月に井筒部屋に入門、同年11月場所で初土俵を踏みます。
2005年11月場所で十両に昇進するも、ひと場所で幕下へ陥落。2006年3月場所で十両に戻り、同年11月場所で新入幕を果たしました。
2012年3月場所では、優勝決定戦で白鵬に敗れ、惜しくも優勝を逃しましたが、直前3場所の勝ち星合計33勝などが評価され、翌5月場所で大関昇進を決めました。
2014年3月場所では悲願の初優勝を果たし、第71代横綱昇進を決めました。なお、横綱土俵入りは雲龍型を選択しています。
相撲を始めたきっかけ
子供の頃から身体を動かすことが好きで、特にバスケットボール好きだったという鶴竜。
そんな鶴竜が相撲を始めたきっかけは、モンゴル出身力士の旭鷲山、旭天鵬らの活躍をテレビで見て、力士に憧れたから。小さな力士が大きな力士に勝つことや、素早く勝負が決まるところに惹かれたといいます。
そして、「入門したい」という思いを手紙に書いて、日本の相撲関係者に送り、井筒部屋に入門することに。当時、身長173センチで体重が65キロしかなく、たくさん食べて、体を大きくして新弟子検査に合格した時は、本当に嬉しかったと語っています。
モンゴルで同郷の力士の活躍に影響を受け、2014年には横綱に上りつめた鶴竜。これからも活躍が期待できそうです。
結婚相手はどんな人?
鶴竜のプライベートも気になるところですが、結婚をして子供もいます。妻はモンゴル人女性のムンフザヤさん。2013年に知人を介してモンゴルで知り合い、鶴竜が一目ぼれしたようです。2015年1月に婚約会見を行い、5月には第1子となる女の子が誕生しました。
2016年九州場所で優勝した際、奥様から祝福のキスを受けた映像がテレビでも中継され「恥ずかしかった」と照れていたようですが、家族の存在は力になっていることでしょう。
ネットでは可愛いと言われている鶴竜。これからも笑顔をたくさん見たいですね。