リオ五輪でオリンピック史上初の難民選手団、10選手の出場種目

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リオデジャネイロ五輪で、オリンピック史上初となる難民五輪選手団が参加しています。開会式では、地元ブラジルの1つ前、206番目に登場。国際オリンピック委員会(IOC)から選ばれた選手たちは、観客からの声援と拍手のなか、マラカナンスタジアムを行進しました。

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難民選手団10選手


難民選手団は2016年6月、国際オリンピック委員会(IOC)によって結成されました。母国を逃れることを余儀なくされた難民にも出場機会を与えようとしたのです。

オリンピックで初めて結成された難民選手団は10人。
シリア、コンゴ民主共和国、エチオピア、南スーダンの出身で、男子6人、女子4人です。

男子柔道のポポレ・ミセンガ選手は、紛争で9歳のときに家族と離ればなれになり、避難民の施設で、柔道に出合ったそうです。「メダルを勝ち取り、そのメダルをすべての難民にささげたいと思います。」と語っています。

選手たちの活躍は、同じ境遇にある人々に勇気や希望を与えることでしょう。

メンバーと出場種目

ラミ・アニス
シリア出身、競泳男子100メートル自由形、100メートルバタフライ

ヨランデ・マビカ
コンゴ民主共和国出身、柔道女子70キロ級

パウロ・アモトゥン・ロコロ
南スーダン出身、陸上男子1500メートル

ユスラ・マルディニ
シリア出身、競泳女子100メートルバタフライ、100メートル自由形

イエーシュ・ピュール・ビエル
南スーダン出身、陸上男子800メートル

ローズ・ナティケ・ロコニエン
南スーダン出身、陸上女子800メートル

ポポレ・ミセンガ
コンゴ民主共和国出身、柔道男子90キロ級

ヨナス・キンド
エチオピア出身、男子マラソン

アンジェリーナ・ナダイ・ロハリス
南スーダン出身、陸上女子1,500メートル

ジェームス・ニャン・チェンジェック
南スーダン出身、陸上男子400メートル

(一部修正2016.08.11)

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